食物アレルギー

卵アレルギークラス5の息子。3歳で初めて経口負荷試験を受けました。

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少し前のことになりますが、息子の初めての経口負荷試験についてきろくしておきます。

3歳の息子には卵、乳製品アレルギーがあります。

↓アレルギーが発覚した時のきろくはこちらに

http://kurashi-log.com/archives/18

 

息子の食物アレルギーは、0歳の時に即時型の反応が出たことから発覚し、それ以降半年に一度くらいのペースで血液検査をしてきました。

 

経口負荷試験とは?

食物アレルギーを正確に診断&除去の必要性、解除の可能性を判定するために行う検査です。

具体的には、実際にその食べ物を少しずつ食べて反応をみる 検査。

アレルギーは血液検査だけでは実際に反応が出るかわかりません。結局は食べてみてどうかというところ。

入院して行うことも、外来で行うこともあるようですが、

息子の通う病院では、外来で行っています。

 

息子の場合

卵と乳製品にアレルギーがありますが、

乳製品は、主治医によると90%くらいの確率でなんらか症状が出るので今はまだ負荷試験もやらない という判断でした。

卵について、直近の血液検査の数値はかなり高いのですが、3歳過ぎていることから卵の負荷試験を摂取量2グラムまででやってみることに。

2016年10月(3歳)に行った血液検査結果

lge        586

卵白     70.00 (5)

オボムコイド 50.40 (5)

ミルク    21.40 (4)

カゼイン   24.50 (4)

※( )内の数値はクラスです。

※この時の検査では、魚卵、そば、ピーナツも調べましたが、これらはいずれも陰性でした。

 

↓これまでの検査結果を一覧にしました。

卵白 卵黄 オボムコイド ミルク カゼイン
7ヶ月 53.00[5] 5.02[3] 12.80[3] 7.64[3]
1歳 49.80[4] 21.10[4] 2.83[2] 0.26[0]
1歳10ヶ月 58.90[5] 26.40[4] 4.48[3] 2.97[2]
2歳6ヶ月 38.60[4] 22.70[4] 14.70[3] 17.10[3]

 

3歳 70.00[5] 50.40[5] 21.40[4] 24.50[4]

 

 

負荷試験の持ち物

病院から支持された持ち物

  • 固ゆで卵(沸騰後20分茹でて卵白と卵黄を分ける)の卵白1個分
  • 事前に出してもらった頓服薬

その他

  • お茶(お茶以外のものは試験終了まではNGでした)
  • 帰りの車の中で食べるためのおやつ(12時頃終了予定でした。家に戻るまでの間待てない可能性大だったので、ビスケットを持参しました)

このほかに、負荷試験は朝から昼までずっと病院にいることになるため、飽きないように息子の好きな本やおもちゃも用意して持って行きました。

 

※持っていけばよかったなと思うもの

  • 着替え

 

負荷試験の日を迎える準備

負荷試験3日前から飲み薬全て中止するようにと言われていました。

風邪や湿疹の悪化など体調の悪い時には負荷試験は中止。

最初に決めた日には、風邪をひいて風邪薬も飲んでしまっていたので試験日を延期しています。

再度予約をし、試験前には風邪をひかないように細心の注意を払って試験日を迎えました。皮膚の状態も、薬は塗っていましたが良好でした。

 

検査について息子への説明

3歳の息子。

ちゃんと分かるように説明をする必要があります。

検査については「卵が食べられるようになるために、病院で少しずつ食べてみるんだよ」と検査を受けることが決まった時から繰り返し説明していました。

最初はとても不安そうで、痛くないか等何度も確認してきましたが、

「ちょっと食べて、遊んで、またちょっと食べて、遊んで」過ごすんだと伝え、怖くないよと伝えていました。

 

 

検査当日

この日は夫も仕事を休み、家族みんなで病院に向かいました。

期待&不安でいっぱい。息子もきっとどきどきしていたと思います。

朝ごはんはいつも通りしっかりと食べ、家を出る前に少しおやつを食べさせました。

予定では12時くらいまでかかり、それまではお茶以外食べられないときいていたので。

 

卵微量摂取

病院に到着後、皮膚の様子等を簡単に見てからすぐに摂取になりました。

家から持参した卵白を、まずは耳かき1杯程度口の中に。

息子は嫌がることなくすぐに「ごくん」と飲み込みました。

飲み込んだ後も特に変化なし。

そのまま待合で30分待ちます。

→とくに変わった様子はなく経過。

→微量摂取から30分後 診察室で医師が様子を確認しクリア。

 

卵1g摂取

続いて1gにアップ。

はかりを使って1gの卵白をスプーンで口の中に。

1グラムは本当にわずかな量ですが、親としてはかなりドキドキ💧

息子は医師の指示通り、もぐもぐしっかり噛んで飲み込みました。

すぐには変化なし。

待合で待ちます。

10分経過した頃、ぐったりし始めて「疲れた」とぐずりだしました。

いつもならおやつを食べる頃なのでお腹が空いたのかなと思いましたが、

「お腹が痛い」とも言い始め、私が抱っこして過ごしました。

「お腹が痛い」と「疲れた」を繰り返し訴え。

→30分経過後診察。

症状が出ているので、これ以上の摂取は中止。持参した頓服薬を飲むよう指示され、服用。

皮膚の症状はとくに何も出ていませんでした。

1gで症状出ているので、今後も除去継続だねーと医師から簡単に言われつつ、12時頃までは病院で様子をみると言われていました。

残念だけど仕方がないなあと思っていました。

 

1g摂取から40分後に大量嘔吐

待合で過ごしていましたが、息子はぐったりしていて、私が抱っこしていました。元気がなく眠そうな様子。お腹の痛みも続いていたようです。

 

1g摂取してから40分後、突然大量に嘔吐。

息子は生まれてから「吐く」ことがほとんどなかったので、ほぼ初めてみる息子の嘔吐にびっくりし、結構あわてました。。

 

すぐに看護師さんたちが来てくれて、医師も様子を見にきてくれました。

他の患者さんたちもいたので、かかっていないか声かけ&謝りながら、用意してもらった個室へ息子を抱えて移動。

服も汚れてしまったので、夫が近くのお店まで買いに走ってくれました。

(こんなこともあるので、負荷試験の時には着替え必要です💧)

 

吐いた直後はまだ元気がなく、普段の様子とは違っていましたが、

吐いたことで摂取していた原因物質(卵)も出てしまったので、息子は徐々に元気になって行きました。

よかった。。。

 

その後は12時頃まで個室で本を読んだりテレビを見たりしながら過ごし、医師も時々様子を見にきてくれました。

 

検査終了後

医師の話では、1g摂取でこれだけの反応が出てしまったので、やはり今後も完全除去とのこと。

翌日、1日経ってからの様子の報告と、今後の方針について話し合うために受診。

 

負荷試験から1日後の息子の様子

とくに変わった様子なく元気に過ごしていました。

 

今後のアレルギー検査予定

半年後に血液検査をしてみてから、次回負荷試験については考えるとのこと。

ゴールデンウィーク明けに検査予約を取る予定に。

 

息子のアレルギー症状について

疑問に思ったことを医師に確認してきました。

息子のアレルギー症状の強さは?

息子の場合、症状は強いとのこと。今回は1gの摂取だったけれど、もしこれ以上食べてしまった場合、ショックが起きる可能性もあると。。

また、誤食した場合に、今回とはまた違う症状が出ることもあり得ると教えてもらいました。

除去以外にできることはないか

ないそうです💧

誤食した場合は、負荷試験用に出してもらっていた頓服を使って良いとのこと。

今回のように吐いてしまって薬も含めて原因物質も全部出たような時には、薬を追加で飲む必要ないそうです。

 

 

初めての経口負荷試験を終えて

アレルギー症状の強さにびっくりしたこと、改めて誤食のないように気をつけなければと気を引き締めました。

わずかな量で、ぐったりして吐いてしまったので、もっとたくさん食べてしまった場合にどうなるのか考えると。。。

息子の症状について知ることができたので、負荷試験を受けてよかったなとは思います。

医師によると、卵は小学校上がる頃までによくなる子が多いし、息子の場合もそうなるんじゃないかと思っていると話してもらえました。

ただ希望を持たせるために言ってくれただけかもしれませんが、

そうなるように本当に願います。

 

とはいえ、心配ばかりしているわけにいかないので、

除去生活を家族みんなで楽しく乗り切りたいなと思っています!

 

http://kurashi-log.com/archives/1894

http://kurashi-log.com/archives/1742

 

 

 

最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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